前編では、0〜1万フォロワーへの伸ばし方4ステップのうち、「コンセプト設計」と「KGI・KPI策定」についてお伝えしました。
後編では、「戦略設計」と「PDCAを回す」について詳しくお伝えしていきます!
前編をまだご覧になっていない方は、こちらからご確認いただけます。また、YouTubeでもご確認いただけますので、ぜひこちらもご確認ください!
Instagramのフォロワーを1万人伸ばすステップ③戦略設計

どういった仮説をもって、それを達成するためにどう動いていくのか。あとは達成するためにどのような行動を目標にするのか。この戦略設計がInstagramではとても大事になってきます。

例えば、ECのアパレルを販売すると考えるときに、KGIとして3か月後に売上300万円を設定したとします。
300万円にいくためには、逆算すると1日にフォロワーを100人増やさないといけないので、プロフィールアクセスが1日に1000人は必要となりますので、こちらがKPIとなります。
このKGIとKPIを達成するために、行動目標であるKDIは何かを検討しましょう。
1日に3投稿、ハッシュタグを30個、ストーリーズでシェアを毎日するなどがKDIになりそうですね。
もっと詳しく仮説を立てると、ハッシュタグ30個の具体的な内容として「タグサイズは5000〜1万、1万〜2万でテストをする」や、投稿の時間帯も朝・昼・晩で投稿したり、昼・晩・晩でテストしたりなど、どの時間帯に投稿すると伸びやすいのか仮説を持ちながら、常にPDCAを回していくことが大事になってきます。
さらに戦略設計して投稿していく中で、エンゲージメントを高める上で大事にしていることがストーリーズコミュニケーションです。

ストーリーズでQ&Aのような質問や、「プレゼント企画で何がほしいですか」と聞いて、ユーザーからアクションを双方向のコミュニケーションが重要です。
Instagramのフォロワーを1万人伸ばすステップ④PDCAを回す
PDCAをしっかり回す上でデータドリブンで投稿していくことが大切になっていきます。そのため、ハピラフが常に行っているのが、全体の数値管理です。

フォロワー数がどのような形で推移していて、かつプロフィールのアクセスがどのような形で増えているのか。フォローバック率が何%なのか、というところを大事にしています。
ハピラフはアカウントを伸ばす上で指標にしているのが、フォローバック率が5%以上、プロフィールへのアクセス数が前日よりのびているかということ2点に注目しているので、プロフィールへのアクセスが伸びていなければ、新しいユーザーにリーチできません。
フォローバック率が5%を超えていないときは、しっかりターゲットと投稿しているものが合っていないので、ここをしっかりチューニングする必要があります。

その他、投稿時のフォロワーが何人だったのか、いいね、保存などがどれぐらいついたのか、それに対してエンゲージメント率がどうなったのかというと数値も見ています。
どのような投稿が伸びて、どのような投稿が伸びていないのか、それに対してそのときにつけていたタグは何だったのか、というところを分析して投稿していきます。

ハッシュタグについては、投稿毎にアレンジメントしていきます。基本的に関連しているタグをつけないと、ハッシュタグの上位や発見タグに出づらくなってしまうので、タグというところもチューニングが大事になってきます。

最後に、フォロワー0人から1万フォロワーへ伸ばす上で大事なこと4つお伝えします。
当たり前にはなりますが毎日投稿していきましょう。しっかり毎日数字を見て、3つ目が毎日仮説検証を繰り返す。まずはここからがスタートです。
また、Instagramで一番伸びずらいのが0人から3000人までです。ここまで約3〜4か月程かかります。
もちろん、上手くいけばもっと早く伸びますが、ここで伸びないから辞めてしまう担当者がとても多いんです。しかし、ここから後1〜2か月諦めなければグイッと伸びる時期がくるので、極論諦めないことが一番大切だと思っています。
より詳しいInstagram運用の内容を知りたいいう方は、『Instagramをビジネスで最大限活用する方法』という本も出しているので、ぜひチェックしてみてください。
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