皆様、こんにちは。
ハピラフ代表の富田です。
今年もHouse of Instagramの季節がやってまいりました。
今年もガッツリ視聴したので、今後企業や個人はInstagramをどのように活用すべきかを解説いたします。
また弊社ではInstagramのグロースやマネタイズを加速させるハピラフサロンというサロンを運営しておりますので、興味がある方はぜひ入会くださいませ。
下記以降の参照:https://hoijp2021p.splashthat.com/
好きと欲しいをつくる Instagramの進化
Facebook全社のミッションは「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する」というものです。
全てのプロダクトがこれに寄り添ってつくられている。
月間アクティブユーザーは大体4,500~5,000万くらいと推測します。
2年でこれくらい増えていないとおかしいなと。笑
Instagramは人々の好きを表現するためにキャンペーンを行っている。
これにより更なる利用者の拡大をする。
自分が好きなものが興味関心に合わせてパーソナライズされる。
そのアルゴリズムによって好きなものが発見できる。
好き、欲しいまでに想いを動かせるのがInstagramです。
マス広告時代の消費行動プロセスでは、AIDMAやAISASなどのマーケティングファネルで考えられていた。
Instagramは興味が先行で発見から購買までシームレスに引き起こせるのが特徴。
利用者の83%は商品やサービスをみた後に行動を起こしたことがあると回答。
利用者の2人に1人はInstagramには必要なものが全て揃っており他のどのプラットフォームよりも優れていると回答。
個人を尊重しながらもパーソナライズを心がける。
Instagramができる3つのこと
ハッシュタグの利用者数は他国の5倍もある。
42%はさらにプロフィールを訪れて詳細を確認すると回答。
コミュニティを通じて、共感から購買に繋げれる。
メッセージの連鎖を創出する事が可能。
利用者の85%はフィード以外のツールを情報の発見のために使っている。
複数メッセージ・複数クリエイティブを組み合わせたストーリーテリングな展開も可能。
買いたいものが既に決まっているではなく、商品が顧客を見つける発見型コマース。
日本は他国の3倍ショッピングタグから商品詳細を見て、昨年比率65%成長している。
ARを活用した試着体験、AIを活用した画像検索。
イマーシブテクノロジーのイノベーション。
世界のAR/VRの市場は6倍以上に成長すると考えている。
好きと欲しいをつくる Instagramのイノベーション
日本限定で地図検索機能の提供。
特定のハッシュタグで検索した時も地図検索が表示される。
Instagramは自己表現の場になっている。
インタラクティブ機能を使用すると滞在時間が3倍になる。
コラボ機能は正式なローンチは見送るという最終判断。
Instagramはシンプルということも大事にしている。
ライブルームによって共創が活発化した。
ライブ配信の質問にいいねなどをつけれる機能を実装。
Z世代のうちストーリーズを毎週見る人は91%,短尺動画を毎週利用する人は71%。
ARエフェクト、複数の楽曲をミックス、楽曲に合わせて自動で動画を作成。
Instagramはカルチャーが生まれる場所。
クリエイターが次世代を牽引する。
クリエイターが収益を得れるようにするために2022年末までに10億ドルを出資する予定。
アフィリエイト機能
商品をタグでシェアして売れたら売り上げのコミッションをもらえる。
マイルストーンを達成すると一定の報奨金を出す。
ショッピングエコシステムをクリエイターへと拡大。
好きと欲しいをつくる はじめよう、インスタグラムでブランド成長と獲得
ブランド広告は必要?
なくても売れます。が安定的な成長が続かない。
短期・販売促進重視の施策は市場競争力を低下させる。(ハーバードビジネスビュー)
ブランド広告の可視化
15%をブランド広告出したものとそうでないものを比較。
2.4倍会員が増え、獲得単価が1/2になった。
ダイレクトレスポンスの効果の土台になる。
ブランド広告やブランド運用は時間をかけるほど効果が上がる。
ROIに1.3倍の差が出た。
業界に限らず長期的実施でROAS増。
ブランド広告を8ヶ月以上実施でROIが3倍以上に。
Instagramでブランド広告をするメリット
集まってくるユーザーの熱量が高いことが挙げられる。
アルゴリズムで自動的にパーソナライズした内容を表示。
ブランド広告は青背景。
獲得むけの広告とリーチ目的の配信は重複率が10%以下。
ビジュアルから脳に直結させた広告を出せるのがInstagram。
クリエイティブは広告のパフォーマンスに大きく影響。
デジタル広告におけるセールスリフトのうち56%はクリエイティブによるもの。
最適化されたクリエイティブが成功のカギ。
Instagram環境における最適なクリエイティブの3原則は
1. 冒頭2.5秒勝負(起承転結なし)
2. 縦型(9:16,4:5)
3. 音無しでも理解できる設計
複数訴求軸を作るべし。
最も急成長している広告主はより多くのクリエイティブアセットを作成し、ROASの差が11倍も出ているケースがある。
Instagram中心の施策で売上アップ!パナソニックの事例から学ぶ、顧客インサイト起点のマーケティング
参考:https://www.instagram.com/panasonic_cooking/
トーストかつ、アレンジレシピ系が検索ボリュームが増加。
料理画像が入っている、かつモバイルファーストクリエイティブが良い。
CMを打たずにインスタ中心の施策で売上が旧モデルの2倍に。
ECを加速する最先端の Instagramコマース
プッシュ&ストック(アカウント運用)
ショップ機能でシームレスな購買体験を実現する。
コレクションや機能などでストックを増やす。
特定のイベントやアイテムなどでスタイルブックを作成するなど。
新商品のローンチキャンペーンやライブ動画でハウツー解説。
SALONIAは世界観を表現する場として使っている。
参考:https://www.instagram.com/salonia_official/
短時間でかつシンプルにブランドのイメージを伝えれる。
ショップ機能で興味関心がある人がそのまま購買までシームレスにいってくれる。
SNSの中では一番Instagramが購買につながっている。
商品タグを掲載した広告はCTRが高い。
インスタショップへの遷移なので違和感なく遷移していて滞在時間が長い気がしている。
ライブコマースがどの媒体でやったら勝てるのかというので模索していた。
タレント×Instagram×ライブコマース
視聴者数が減っている時がコマースの受注数が増えた。
楽天ランキングでも上位に上がって、楽天のデイリーランキングも1位だった。
ドラッグストアでもリアル店舗で売上増えた。
視聴者数は1,500人だったが、結果としてはかなりCV、直接的な売上にもつながった。
ライブコマースのインパクトをどう捉えるかは、クーポンに対してどうだったかと数値をいろいろ見てどう変わったかを人力で見ていく。
ポストCookie時代 – パーソナライゼーションとプライバシーの両立
CookieやデバイスIDの利用が制限されシグナルが減少。
パーソナライゼーションを実現するシグナルとは?
大きく4つ。
パラメータの送信ができているのか、ピクセルと同等もしくはそれ以上のデータをイベントとして送信できているか。
リアルタイムでデータ送信できているか。
Instagramを活用する人は何をすればいいのか
ここまでセッションをまとめてきましたが、じゃあどうすればいいんだということですが最終はここかなと思っています。
- ファンづくり(応援してくれるクリエイターの獲得)
- 多角的にブランドを伝える
- コンテンツ
まず1のファンづくりですが、Instagramは今後クリエイターに投資をすることが明らかになっています。
そのためそのクリエイターをいかにファンにできるかが非常に重要です。
その上で2. フィードから始まったInstagramはストーリーズ、Reels 、IGTV、ライブ、Guidesなどと幅広い機能が出ています。
多面的に面に適したクリエイティブでブランドを伝える必要があります。
その上で、コンテンツに投資していくべきです。
広告を出す前にまずはコンテンツが広告を出して費用対効果が合うに値するコンテンツを考えましょう。
あとは最後に中長期視点で育むということが大事かなと思います。
アカウント運用もブランド広告も期間が長ければ長いほどROIが高いことがデータで出ています。
短期での売上なども見ながら中長期的な種まきの施策も並行していくべきです。
逆に個人の方はじゃあどうすればいいかですが、
- 自分にしか出せない個性をつくる
- ライブ配信を積極的に活用し、ファン/コミュニティの形成
- コンテンツへのこだわりの追求
この3つが大事かなと思います。
今後もっと参入者は増えてくるのでただ投稿するだけ、多面的にやるだけでは埋もれてしまうと思います。
また先行者優位も働きますので、すでにフォロワーがついている方が有利になります。
そこで勝つにはやはり【強烈なキャラ】や【共感を生むアカウントコンセプト】が鍵になると思います。
その上で、ライブ配信を積極的に活用し、バッジが本格的に始動した時にきちんと活用できる状態を作るのが大事かなと思います。
そして、コンテンツへのこだわりをとにかく追求していくことです。
片手間でやる時代はもう終わっています。
やるならとことんやらないと多分伸びないで終わることになると思います。
ハピラフではInstagramのグロースやマネタイズを学べるハピラフサロンの運営やInstagramのグロースのサポートなども行っておりますので、気軽にご相談くださいませ。